ブルターニュ地方、サンマロ フランス最大の港町
フランス、北部にあたるブルターニュ地方のサンマロ。ここはフランス最大の港町。夏のバカンスの時期は、たくさんの観光客で賑わう。
パリからTGVで3時間。
かつては、海賊の拠点港となった場所。“コルセール”という、外国船から富を奪う権利をフランスから与えられた海賊が、サンマロが面するイギリス海峡を大暴れしていたのだ。
彼らがサンマロをフランス最大の港町に繁栄させたと言われている。
その名残か、今も港には海賊のシンボルが!
今では港のすぐ近くに、遊園地ができている。
駅から町の中心地までは、約1kmくらい。ゆっくり歩きながら、海辺に着いたら堤防に上がり、散歩をした。
夏に南フランスでゆっくり過ごしたが、北の海には来たことがなく、全然人がいない2月に訪れた。
とにかく寒い(笑)
それでも、ミラノで出会ったフランス人バックパッカーに、勧められたところだった。サンマロの海は素晴らしい!絶対に行ってみて!!と。
1泊2日の短い旅でしかも時期外れではあったが、このブルターニュ地方はサンマロも含め、ずっと行きたくてやっと行くことができたお気に入りの土地になった。
夜の女海賊さん。
市街もマリンボーダー柄のグッズや、港を描いた絵画も売られている。
南フランスのの色鮮やかな、大らかでふくよかな海の町も好きだけれど、海が愛され誇り高い印象を受けた、深い歴史のある北フランスの海の町もまた、魅力的だと思う。