ブルゴーニュの旅 ボーヌへ日帰り観光
ブルゴーニュの旅も3日目。この日はディジョンから普通列車に乗り30分くらいのところにある、ボーヌへ足を延ばした。
美食で知られる地域であるブルゴーニュ地方の中でも、とりわけ美味しい料理やワインを楽しむことができると言われるボーヌ。特に、11月の第3週末に行われる“ボーヌの栄光の3日間”と呼ばれる時期にはワインオークションが開かれ、特産の赤ワインを求めて世界中からワイン業者が集まる。
その時期には町中でたくさんのイベントやパレードが同時に開催され、物凄い賑わいになるそう。美食の町だけあってワインだけでなく、たくさんの美味しい料理の屋台も連なるので、その時期に一度は行ってみたい。
他にもワインのお祭りはあり、毎年1月には“サン・ヴァントン・トゥールナント祭”と呼ばれるブドウの守護聖人を称えるお祭りが開催される。10ユーロ前後でグラスを購入して、自由にテイスティングができるそう!!!
そのようなことからも感じ取れる、ワインが愛され、人々の生活にしっかりと染み込んでいる、そんな印象の町。ここに来るのをとても楽しみにしていた。
駅に着くと、改札から地上に続く道の壁全体に描かれた可愛らしい絵に目を奪われる!
そしてディジョン同様に寒い。(観光シーズンから大きくずれた2月だったので…笑。)
想像以上に静かで、人通りがまるでない。ワインのお祭りの時期には、全く違う町のようになるんだろうなぁ。
駅から伸びるまっすぐの道を辿っていけば、町の中心部に着く。小さな町なので、徒歩で十分観光ができる。
歩きながらも、ワインショップや美味しそうなお惣菜屋さんが溢れていて楽しい。
一番の観光名所はオテル・デューと言う15世紀に建てられた病院。ノートルダム教会もあるし、ワイン博物館もあり見所は多い。それらを目指して歩いてはいたのだけれど。おもしろい風景に出会うとなかなか足が進まない。
そしてその後、観光は一切しないままとてもラッキーな経験をした。1人の日本人の女の子との出会いがあったから…!おかげでボーヌは忘れられない旅の思い出になった。