フランシュ・コンテ地方 ブザンソンの景色
ブルゴーニュに旅行に訪れた際、隣接している地方のフランシュ・コンテにも足を延ばした。
ここはブルゴーニュの東、スイスとの国境までに広がる部分に位置している。ジュラ山脈の麓に当たるところでもあり、大自然に囲まれている。日本人観光客は、まだまだ少ないと言われている。
そう言われると、逆に行ってみたくなってしまう(笑)
ブルゴーニュ・ディジョンから普通列車に乗り、約1時間で中心都市のブザンソンに到着。真冬で人気のなさに驚く。雪も降ってきた。
一応、この地方では一番栄えている場所だと聞いていたけど…降りる駅間違えたのかな…
と思うくらいの静けさ。インフォメーションに立ち寄って、見所であると言われるブザンソンの“城壁”を目指す。
この足元のマークは!ディジョンの観光名所を案内してくれる、ふくろうのマークにそっくり!
城壁の麓に着くと、このマークが行き先を示してくれる。
登るマークに、下りるマークもある。
従っていくと、博物館や大聖堂が途中に点在している。
雪の中、ひたすらゆるい坂道を登り続ければ、城壁にたどり着く。ここからの景色は、ブザンソン市街を全て望める絶景!!
雪景色で、ガイドブックに乗っていた雰囲気とは違っていたけれど、とても印象深い景色。歩いてきた道がよく分かる。
どこの町に行っても、高いところに登るのは苦労した思い出がある(笑)でもそれだけに忘れられない景色を臨むことができる。まだまだ、日本人には馴染みの薄い地方ではあるけれど、フランシュ・コンテの自然の豊かさ、そしてなんにもない町並みのおだやかさはぜひ知ってもらいたい。