バスク地方 スペイン・フランスの国境の地 エンダイエ
バスク地方はフランスとスペインとをまたぐ位置にあり、フランスバスク・スペインバスクとに分かれている。
フランスバスクからスペインバスクもしくはスペインに入国したい場合、必ずここを通らなければいけないという場所がある。その駅が、スペインに一番近いフランスの町である“エンダイエ”。
↓フランス語表記で“HENDAYE”なので分かりにくいが、フランス語で“H”は発音されないのでこのような読み方になる。
この駅からスペインに入る鉄道“Eusko Tren (バスク鉄道)”に乗り換え、私が向かったのはサンセバスチャンという小さな港町。
スペイン鉄道に入ると、言葉が一変する。
↓微妙にスペルが変わっているこの駅名は、同じ“エンダイエ”を指すがバスク語。
目指す駅、“サンセバスチャン”もこれはフランス語なので、バスク語表記のこの鉄道では“ Donostia Amala ドノスティア・アマラ”を目指さなければいけない。このあたりのことは事前に調べておいて本当によかったなと思う。知らなかったらちょっとパニックしてた(笑)
この乗り換えのおかげで、本当に何にもない小さな駅だけれどフランス⇔スペインの往復で2度は立ち寄ることになるので、なんだか印象的。
そして言葉以外にも、物価が一気に安くなる。エンダイエからサンセバスチャンまでは、30分くらいの道程で割りと距離があるけれど、2€程度で行くことができた。
スペイン、物価安い!!!
近隣国だけれど、色々な面で違いを感じることができた。