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勝手に採って食べたらいいわよ!!

農業体験 wwoof
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かぼちゃ

農家さんに着いて初日、小屋の中をレネーに案内してもらっているときに、朝食・昼食は家族と一緒に農作業のあとに食べて、夕食は自分達で作って食べてと言われた。

え?自分達で?

何を使えばいいんだろう。wwoofというのは普通、食費や宿代の負担はないもの。スーパーなんかも近くにはないから、車を出して買いに行かなきゃいけないのかな?

それは大変だぞと思いながらレネーに、何を使ったら良いかと尋ねてみた。

すると、『そんなの、畑に野菜がたくさんあるから勝手に採って食べたらいいわよー!!』

と、当たり前のように答えてくれた。

これこそがwwoofの醍醐味だった。

やったこともない農業の世界を体験して、採れたて野菜のケタ違いなおいしさを初めて感じることができた。

毎日自分達で食事を作った。

仕事のない日のお昼は、テラスでサラダを頬張るのも気持ちいい。

サラダ

夜もしっかり作った。ドイツ人女性が一緒で、彼女は料理が上手だった。ドイツ人の作るジャーマンポテトだよ!と作ってくれた野菜だけの炒め物。とってもおいしかった!

ジャーマン

食事の度にハサミを持って畑に繰り出す。そんな体験なかなかできない。夏の太陽をたっぷり浴びた野菜達、どれもこれも本当に味が濃くておいしかった。

レネーとナイジェルは、野菜だけでなくチーズを買ってきてくれたり、ワインを飲まないかと持ってきてくれたり、いつも食べる事に対して不自由なくしてくれた。野菜が大好きな私にはそれだけでも十分なご馳走だったが、その心遣いがいつも本当に嬉しかった。

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