リヨン食べ歩き le vivarais ポール・ボキューズ認定のお店
リヨンにはトック・ブランシュ・リヨネーズ(Toques Blanches Lyonnaises)という協会があり、このようなマークが貼られているお店はこの協会で認定されている証となる。ポール・ボキューズを始めとするフランス国内でも最大級のシェフの協会だ。
美味しいお店を探すとき、インターネットの情報を観る事もあるけど、街を歩きながらこのマークが貼られたお店を探すのはひとつの指標になる。
今回のお店も、街歩きをしながらこのマークを頼りに入ってみた。
ランチタイムが終わる直前だったが快く入れてくれ、もう日替わりメニューしか残りがないとのことだったが、それを注文した。うずら肉とキノコを煮込んだを使ったメイン料理に、ウッフ・ア・ラ・ネージュというリヨンの伝統的なデザート。
2品構成なのにとても重い。食べ応えがしっかりある。ランチタイムにうずらが出てくるというのが珍しかった。
味はさながら、一番感動したのは食事の後にシェフがテーブルのひとつひとつを回って挨拶をしてくれたことだった。
レストランで過ごす時間って、味はもちろんのことサービスはどうであったか、そして誰とどんな話をしてどんな気持ちでいられたかが、大切だと改めて思った。トータル的にどんな “時間” であったかが、お店の印象を大きく変えたり決めたりするものなのだと思う。
フランス人シェフの丁寧な挨拶で、忘れられないランチタイムとなった。
le vivarais
1 Place Gailleton
69002 Lyon 02