サンマロの郷土料理
ブルターニュ地方といえば、魚介が美味しいことで有名。中でもムール貝はたくさん獲れるので、町中どこのお店に入ってもたっぷり頂くことができる。
ムール貝とフリッツ(フライドポテト)を一緒に食べるのが、この辺りや同じくムール貝が名物のベルギーの食べ方。
ランチも終わりに差しかかる頃、カフェに入って食事をした。
お通しのスナック菓子。
そば粉のガレット。中身は色々で、サラダやお肉、卵などから選べる。デザートのようで、食事として作られるものだ。
スープ・ド・ポアソン。魚介の旨み成分たっぷりの、海の町ならではのスープ。南フランスの海沿いでもよく食べられているもの。
おもしろいと思ったのが、パリのモンパルナス駅には牡蠣やムール貝、それにガレットのお店が多いのだけれど、それはこのサンマロにTGVが直通しているからだそう。
TGVが主な交通手段であるフランス国内の移動において、原料が運びやすいという理由からのようだ。そのまま駅周辺にサンマロの郷土料理のお店が発展していったのは、単純だけれど効率的。
ブルターニュ地方の名物を満喫したランチだった。