ブルターニュ地方、カンカルの 朝日の差す海
バス停に付いた頃は、曇り空だったカンカルの町。
寒くて風が強くて、穏やかだけれど歩く人もいなくて、ちょっと寂しい印象の町。
少しずつ太陽が顔を出し…
牡蠣の養殖場に近づき、夢中で写真を撮っている頃には、空はすっかり晴れに変わってくれた。
相変わらず風は強いし、人もいないけれど、日光のおかげで一気に過ごしやすくなった。
牡蠣の殻で埋め尽くされた浜辺も、養殖場の景色も、全然違う海に感じる。
この時、am 10:00くらい。やっと明るくなったようだった。
ずっとずっと来たかった場所。ここに来られたこと、そしてこんなお天気に恵まれたこと、本当に幸せだった。
サンマロほどの観光地ではなく、アクセスも悪く人の賑わうところではないのかもしれないけど、観光地に負けないくらいに美しい海が広がっていた。夏場の海は、もっともっと青くてきれいなんだろうなぁ!
日本で料理人をしているとき、この町の名前の付いた店で働きフランス文化や料理に触れ、たくさんの人との出会いがなかったら…フランスワーホリに来るなんてこと、なかったかもしれない。
改めて、この町や海の魅力に惹き込まれ、感謝の気持ちが生まれた。