ブルゴーニュ地方 ディジョン お目当てのパン・デピス☆
パン・デピスとは、香草をたっぷり練りこんだパウンドケーキ。
なぜブルゴーニュを訪れたかと言えば、一番のお目当てはこのパン・デピスを本場で味わうことだった。
ディジョン旧市街地には、いくつもパン・デピスのお店がある。中でも老舗と言われているのがこの、ミュロ・エ・プティジャン(Mulot&Petitjean)。
●ミュロ・エ・プティジャン(Mulot&Petitjean)
プレーンやはちみつ風味など、シンプルだけど色々種類がある。
パウンドケーキと言っても甘さはかなり控えめで、おやつというより朝ごはんという感覚。そういえばディジョンに程遠くないリヨンに住んでいる頃、大家のアンさんがよく食べていたな、それもやわらかくしたバターをこれでもかというほどたっぷりと塗って、こうして食べるとおいしいよって教えてくれたな、なんて思い出していた。
私も自分の分、友達におみやげの分と何本も買って帰った。けれど、あまりの食べやすさ・おいしさに帰りの電車の中でまるっと一本食べてしまった(笑)
この他にも何軒かのものを食べてみたけれど、甘くもなくやわらかくもないのに、ハーブの香りがたっぷりでどれだけでも食べたくなるこのお店のものが、私のお気に入りになった。